我が家の3歳の娘は発達障害(自閉症スペクトラム障害)です。
5/21(日)の話ですが、たまたまテレビをつけたところ、
「NHKスペシャル 発達障害〜解明される未知の世界」が放送中でした。
・聴覚、視覚で感じた情報から、必要な情報に注意を向ける事が難しい。
・人の目を見て話す事が難しい。
・定型発達(健常者)の人の常識に合わせる事が難しい。
・細かい作業は定型発達(健常者)の人よりも得意である事もあるが、消耗しやすい。
・ADHD(注意欠陥・多動障害)、LD(学習障害)の人の再現ビデオ
実際に自閉症スペクトラムの方が症状を伝えていて、非常に参考になりました。
世の中、発達障害、自閉症に対する認知度が低すぎると思います。
かく言う自分も娘が自閉症と診断されるまで全く知りませんでした。
娘が成人する時、働ける状態まで成長していれば良いですが、
その時、世の中は自閉症の人をどこまで受け入れられる社会になっているのだろうか。
日本はこれから働き手が減っていく訳ですし、自閉症の方が無理なく働ける環境を実現できれば、皆にとってプラスでしょう。
今回の放送では、IT企業(確かMicrosoft)が、自閉症の方を何人も雇用して、プログラムの最終チェックで活躍しているという話がありました。
自分もIT企業で働く身ですが、確かにIT企業は自閉症の方が活躍できる可能性があると思います。
非常に細かい作業や、独創性が求められる仕事は自閉症の方に合っているかもしれません。
ただ顧客の求めている事を引き出したり、チームメイトとの意思疎通も重要なので、全部が全部、自閉症の方に向いている訳ではありません。
今回の放送の中でもあった話ですが、やはり職場と連携して、無理なく実力を発揮できるよう、手探りで良い働き方を探るのが、遠回りのようで、一番近道なのかなと思います。