我が家の3歳の娘は自閉症です。
ABA療育で色々と教えて成長しているのは間違いないんですが、なかなか思い通りにいきません。
そんな様子を書いてみたいと思います。
ABAで喋れるようにしたら
2歳3か月まで娘は無発語だったので、「娘が喋れたら、子育てが楽になるのに」って思ってました。
ABAを始めて、1年4か月。現在は2語文程度は喋れるようになりました。
が。。。
娘から発せられる言葉の大半は、意味不明な発言、我がまま、親への反抗。
おかしい。思ってたのと違う。
全然楽になってない。
要求を教えたら
娘の自発的発言が少なかった事もあり、娘が欲しいものを「○○ちょうだい」の形で要求する事を教えました。
そしたらABAの課題中、寝る時、夜中起きた時、いつでも要求して、叶わないと癇癪。
要求しているものが簡単に見つかれば良いんですが、
発声が下手で何を求めているのか分からない時や、
部屋の中が散らかっていてなかなか見つからない時、困ります。
自発的発言は確かに増えた。
増えたけど何か思ってたのと違うー。
否定を教えたら
つみきプログラム(つみきの会の教材)を見て、「否定(〜しない。〜しちゃダメ。)」を発見!
これをマスターすれば、やっちゃダメな事を教えられる。
早速「否定」を教えたところ、娘はあっさりマスターしました。
食事にて
私:ご飯食べてー。
娘:ご飯食べないー。
機嫌が悪い時、親の指示に対して、「否定」を使うようになりました。
うーん、「否定」の使い方、合ってる。
合ってるけど、求めてたものと何かが違うー。
まとめ
自閉症児にABA療育するのは大変です。
良かれと思って何かを教えると、まずは裏目に出ます。
とは言え、ABA療育で成長しているのは間違いない話。
指示通り従ってくれなくても、会話が成り立つという事は幸せな事ですよね。
1年前は全く会話なんて出来なかった訳ですから。
でも。。。
少しぐらい親の言う通りにして欲しいなー。