2才を過ぎても無発語でしたが、ABA療育の成果で少しずつ喋れるようになってきました。
今朝は起床直後に、トイレトレーニング中の娘に、「おしっこする?」と聞いたら、「あ・と・でー」というまともな答えが返ってきました。
「後で」は自分と嫁が言ってる言葉を覚えたものです。
娘がABA療育以外で習得するのは珍しい事で、少しずつ周りの世界に興味が持てるようになってきてるのかなと思います。
そう考えると、日ごろから娘にちゃんと話をする事。その際、なるべく簡潔な言葉で話す事が重要ですね。
迂闊な独り言にも気をつけた方が良さそうです。(私は独り言が多いので)
さて今日は娘の関心事の遷移について書きます。
誕生〜2才頃
誕生〜2才頃までは興味がある事と言えば、
・食べる事
現在までずっと続きます。
・動く物を見る事。
例えばボールが転がるのを見て大爆笑する。(何が面白いのか全く不明)
・アニメのスポンジボブを見る事。
何故か分かりませんが、偶然テレビで見たスポンジボブに大爆笑。他のアニメはまるで興味なし。
親を含め周りの人に一切興味を持たず、見ようともしませんでした。
一生懸命世話をしているのに見てくれないのは辛かったです。
2才頃
2才を過ぎて公園デビューしましたが、公園に行けば、
・手で砂をすくって落とす。
・ベンチの隙間に小石を落とす。
を延々と続けてました。
散歩をすれば拾いたがるのは枯れ葉・落ち葉でしたね。
3才頃〜現在
2才4か月から始めたABAのお陰で少しずつ言葉を理解し、ようやく親には関心を持つようになりました。
水槽の水や、夜空の星・月等、キラキラしたものが好きになりました。
見るアニメは スポンジボブ → アンパンマン → プリキュア と変化してきました。
ようやく女の子らしい趣味になってきたのは成長の証かなと思ってます。
あとは肩車も大好きのようです。お陰で私は慢性的に肩と首が筋肉痛です。
現在、ABA療育では「ままごと」や、「追いかけっこ」を教えています。
まだまだ楽しむ段階ではなく、ご褒美目当てで課題としてやっているだけの状況ですが、まずは出来るようになっただけでも大きな進歩だと思います。
まとめ
自閉症の恐ろしさの一つは周囲に関心が持てない事です。
それ故に言語の習得ができず、結果周りと関わる機会も増えないという悪循環に陥っていたように思います。
そんな状況もABA療育で少しずつ改善してきました。
今年4月からの幼稚園・保育園は見送りましたが、年下の幼児との集団生活が始まります。
自宅で経験できない事を経験して、その中で好きな事を見つけてくれたら親としては嬉しい限りですね。