今日はPC向け画面にもメニューバーを自作してみました。
我が家の3歳の娘は自閉症です。
昨夜は夜中の3時に娘に起こされました。
トイレに行きたい訳でもない事を確認して、落ち着かせて、寝てほしいと伝えたところ、大人しく横になってくれました。
こんなに上手く行くことの方がマレですね。
今日は自閉症児の問題行動への対処について、書いてみます。
自閉症児の問題行動
自閉症児でなくても、問題行動は起こしますが、自閉症児の問題行動は厄介です。
自閉症児はこだわりが強い事があり、要求が叶わないと癇癪を起して、延々と泣き叫び続けたりする為です。
なおかつ我が家の娘は、まだ言葉を少ししか理解できない為、言葉で説明して理解させるのは難しいです。
問題行動への対処方法
私がよくやる問題行動への対処方法は以下の通りです。
1.ABA療育に従って、問題行動を消去する。
2.ABA療育に従って、問題行動を代替行動に置き換える。
3.気を逸らせる。
順に詳しく説明します。
1.ABA療育に従って、問題行動を消去する。
ABA療育では、ある行動を減らしたい時には、その行動を行っても状況が良くならないようにするか、もしくは嫌な思いをさせます。
前者の例は泣き叫んで要求しても、親がひたすら要求に屈しない事で、「泣き叫んでも無駄」だと理解させるといった事です。
※デメリットとしては消去するのに、非常に根気と時間が必要です。
またその問題行動を起こす事自体が、子供にとって強化子(ご褒美)となっている場合には、この方法では消去できません。
後者の例は、1分程度の間、子供を壁に向かって立たせ、子供から自由な行動や遊びを奪う(タイムアウト)といった事です。
※近年のABA療育では体罰は行いません。
2.ABA療育に従って、問題行動を代替行動に置き換える。
こちらもABA療育による考えですが、問題行動は手持無沙汰な状況で発生確率が上がります。
なので手持無沙汰にならないように、その場に合った適切な遊び、学習等に誘導するという方法です。
3.気を逸らせる。
こちらはABA療育とは何ら関係なく、私が良く使う方法です。
癇癪を起して、泣き叫んでいる時に、言葉であーだこーだ言っても、なかなか伝わりません。
手っ取り早く泣き止ませる為に、親が何かおもちゃを使って、楽しそうに遊んでるふりをします。
子供が親がやってる遊びに興味を示したら、こっちのもので、結構簡単に泣き止んでくれます。
ただし注意点として、問題行動に対するご褒美のような形で、遊びが提供されると、問題行動が助長される可能性があります。
まとめ
子供が問題行動を起こした時に、怒鳴りつけた事も何度も多々ありますが、あまり効果はないように思いますし、親自身も後で「あれで良かったんだろうか???」と自責の念にかられてしまいます。
まずは冷静にその行動が本当に問題行動なのかどうかを判断する必要がありそうです。
大人はすぐ「やめなさい」と言ってしまいますが、よくよく考えると、別に周囲に迷惑をかけていない事もあります。
現在のところは、
さほど問題がない行動であれば、「3.気を逸らせる」を使って少ない労力で済ませますし、
長い目で見て、確実にやめさせる必要がある行動であれば、「1.消去」、「2.代替行動への置き換え」を行うといった対処をしています。