自閉症関連の本は20冊以上読みましたが、今回はその中でおすすめの本を何冊か紹介します。
専門書的な自閉症の本は似たり寄ったりなので、今でも印象に残っている個性的な本を中心に紹介します。
2人の子供の自閉症がABA療育で直ったというお話です。
「自閉症が完全に直った」という事自体は本当???って感じです。あんまり過信はしてません。
この本の良さは、今よりも自閉症児を育てるのに不利であった時代に、我が子を救うべく、ABA療育やら他の療法に取り組んで、我が子を救ってしまうというストーリーです。
子供が自閉症と告知された方、少し気持ちが落ち着いて、「子供の為に何かできないか」と思うようになったら是非読んでもらいたいです。
自分も自閉症告知後のどん底だった時に読んで、「やってやる!!!」という闘志をもらいました。
既に絶版のようですが、中古購入や、図書館などで読めるでしょう。
ABAの入門書として、分かりやすくておススメです。
ただし本格的にやるには、この本だけでは情報が不足しています。
別途、つみきの会のつみきBOOK、つみきプログラムの併用が望ましいです。
でもABA療育がイラスト付きで書かれている本は貴重です。
このシリーズ、沢山出ていますが、自閉症の方が自閉症の世界を話してくれていて、非常に興味深いです。
専門書のような堅苦しいものでもなく、対談形式になっていて読みやすいです。
ただし自閉症も色々なので、感じ方も色々ヒトによって違うんだとは思います。
とは言え、我々とは全然違う感じ方なのかもしれないという事は勉強になります。
漫画で自閉症児の子育てを描いた作品です。
自閉症児を守る為に、両親が周りと協力したり、闘ったり。
正直、「ここまで戦うのは無理だなー。」とは思いますが、自閉症児を育てるのがどういう感じなのかを漫画で読めるのは貴重です。
残念ながら、作者の方が途中で亡くなられたようで、未完成な作品となってます。
もっと続きが見たかったです。
絵カード交換式のコミュニケーション方式であるPECSを紹介している貴重な本です。
我が家の娘はなんとか喋れるようになってきているので、取り組む予定は無くなりましたが、もし言葉を獲得するのが難しいのであれば、PECSに取り組むつもりでした。
ABA第一人者のロバース博士も、言葉を獲得できない自閉症児には、PECSを勧めているようです。