我が家の娘は自閉症です。
娘が一番好きな物、それは食べ物です。
初めてのフードコート
昔、娘が2才になりたて頃の事です。
初めて入ったショッピングセンターで、フードコート目がけて突進!!!
行かせまいと、抑える私。
でも、長い格闘の末、最終的には絶叫しながら突進する娘が勝ちました。
アツアツのたこ焼きを、急いで分解して冷まして、娘に食べさせました。
早く食べさせないと、また絶叫・・・。
当時の娘は理解できる言葉はほとんどなく、
フードコートで食べた経験も無かったはずなんですけどね。
何故そこで食べ物がゲットできると分かったのか、謎です。本能???
朝食にて
娘の朝飯にはパンを食べさせています。
潰したバナナを挟んで、サンドイッチ風にしたものを一口サイズに切って、
食べさせています。
ただしそのサンドイッチを盛ったお皿を娘の前に置いて、好きに食べさせてはいけません。
娘は食べ終わる前に次々とサンドイッチを口に入れるからです。口の中がいっぱいでもお構いなし。
そう。彼女は限界を知らないオンナ。
「このままではいつかノドに詰まらせて死ぬ!!!」
そう感じてからは、1個ずつ小皿に入れて、与えるようになりました。
せっかくなので朝食中にABA療育を取り入れて、「課題を出来たら1個あげる」
という形を取ってます。
この朝食ABA療育のお陰で結構色々な事を教え込めました。
食いしん坊な自閉症児がいらっしゃる家庭におススメです。
朝食を食べ終えて、30分後。
娘:「ご・は・んー」
私:「さっき食べたばっかだよ」
娘:「待・っ・て・るー」
私:「待つなー!」
娘がどこまで言葉を理解できているのかよく分かりませんが、
こんな会話が出来るようになったのも、ABA療育で娘が成長できたからですね。
ABA療育にて
自閉症児は自ら学ぶ事が苦手です。
我が家では毎日ABA療育を2時間ほど行って、色々教え込んでいます。
課題が出来たらご褒美(強化子)という形なのですが、当然ご褒美は食べ物。
ABA療育では、いかにモチベーションが上がるご褒美(強化子)を用意できるかが重要です。
その点、お菓子のお陰でうちの娘は順調に課題をマスターしていっています。
ただしそれ以上に、お腹周りの成長が順調すぎです。
最近は寒いので、外出もせず、運動不足な娘。
お腹に押し出されて、ズボンは下がり、ローライズ・半ケツ状態になる娘。
早く春が来て欲しい!
運動させて痩せさせなければっ!!!